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2019年10月8日火曜日

なぜ中華ドルオタ界隈では「公式が最大手」という概念が存在しないか

 先日角川にて「中華オタク用語辞典」の勉強会をやらせていただいた。事前にいただいたご質問のなかに、大変興味深いのがあった。

「発糖」の項の「糖里有毒」、わかる!と思いました。これのバリエーションだと思いますが、「砂糖にガラスの破片が混じっている」という意味の中国語の言い回しがあるとネットで見かけました。こういう表現、もっと教えてください。
(これはアイドルオタク用語ということですが、四字熟語の章で取り上げられている「官逼同死」も公式からの供給を指す言い回しですね。アイドルとアニメで言い方が違うということでしょうか。その違いを知りたいです)

  質問の前半は、元ネタのツイートの返信を見ていただくといろいろとバリエーションがあるので、ここでは割愛とする。後半の、アイドルとアニメで言い方の違いについて、少し極端な言い方になるが、私の見方として、中華ドルオタ界隈では「官逼同死(公式が最大手)」という概念がそもそも存在しない(ここのドルオタは男性アイドルが好きな女性と限定させていただく)。この記事では、この理由について深掘り、勉強会でやや不十分な解答を改めて整理・補足したいと思う。

 私は日本のアニメ・マンガなど、いわゆる「二次元」のコンテンツを主食としている。こんな私だが、四、五年前に中国の少年アイドルグループ「TFBOYS」をハマったことがある。当たり前のことに、ドルオタはアニオタと喋ってる「言語」が違う。「中華オタク用語辞典」で取り上げたアイドル用語はまさに私がこの時期学んできた言葉ばっかりであった、もちろん、言葉だけではなく、ドルオタとアニオタの文化違いも興味深い見ていた。
 前置きが少し長くなったが、本題の「なぜ中華ドルオタ界隈では『公式が最大手』という概念が存在しないか」について、私の仮説は、「ドルオタのカースト、腐女子が最下位だから」である。

 完全に私の独断と偏見だが、ドルオタのカーストをざっくりイメージ化したらたぶんこんな感じになる↓(それぞれ中国語の詳しい解説は「中華オタク用語辞典」をご参照ください)。

 
 つまり、単推しが一番えらく、彼女たちは箱推しをライバル視し、掛け持ちを見下しているのだ。彼女の理屈は分からなくはない。

  • 箱推しは事務所や運営に洗脳されている、グループ内のバランスを維持するのに自分の推しが不利益になる
  • CP厨や腐女子が好きなのは「腐向けコンテンツ」であり、アイドルそのものではない
  • CP厨や腐女子はエサがあるから掛け持ちしている、推しへの愛が不純すぎ
  • 掛け持ちも、実際平等に二人を扱っていない(より受けが好きか、より攻めが好きかなどの傾向がある)

 このように、推しにすべての愛をささげ、一番純粋な心を持つ単推しのファンはカーストの上位にとった。
 
 私自身は腐女子であり、TFBOYSをハマったときもメンバー同士のカップリングが好きだった。日本も同じように、実在人物同士のカップリング、いわば「生もの」の取り扱い注意への呼びかけは常に行われているし、二次創作力が高く、購買力もあるもののあまり堂々とアピールできない気まずい立場になっている。ましに、TFBOYSメンバーがデビュー時、全員未成年なので、その辺への自粛がさらに厳しかった。なので表面上、各メンバーの単推しファンがファンの大部分を占めている(ここではTFBOYSを例にしたが、TFBOYSに限らない話だと思う)。
 また、日本の場合だと事務所の力が強く、傘下のアイドルはどのような戦略を取るか、事務所自分自身が決まるもの、ファン内部のルールを作ってあげたりもする。中国はある意味真逆かもしれない、ファンは力持ちで、ファンが事務所をチェックする目線も厳しい。単推しも箱推しもおそらく一番恐るのは、アイドルが人気になっても「腐女子に媚びるから人気になった」というレッテルが剥がれないこと(あまり王道じゃないからかな?)、事務所もある意味これを恐れ、下積みの時期はまだこの辺の企画をやるかもしれないが、少しだけでも人気が出たらすぐ路線を変えたりする。当時の活動も黒歴史扱いか、全く触れなくなる。
 つまり、単推しメンバーのファンが大多数、腐女子に媚びる必要があまりない、媚びたところで炎上したら怖い、という理由で事務所主導の「公式が最大手」行為がほとんど存在しない結論になる。

 (腐女子が不憫に思ってしまったよ・・・)

2018年8月8日水曜日

【告知】C94新刊試読版&委託書店情報

 お久しぶりです。はちこです。
 コミケの季節がやってきました。なんと今回も頑張って新刊を作りました。ツイッターですでに試読版および品書きを公開しましたが、委託に関していろいろと問い合わせをいただきましたので、ブログ記事での形でまとめたいと思いますので、ぜひご利用ください。

■ C94お品書き


 なお新刊・既刊ともに500円での安定価格です。


■ 新刊・既刊の試読版
 Pixivのほうはページ数が一番多いですが、アカウントがお持ちでない方にもツイッターより一部試読版がご覧になります。

- Pixiv
新刊「中華オタク用語辞典・参」試読版:
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=70042936
既刊「中華オタク用語辞典」試読版:
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=64369436
既刊「中華オタク用語辞典・弐」試読版:
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=66528808

- Twitter&Blogger
新刊「中華オタク用語辞典・参」試読版:
https://twitter.com/hathiko8/status/1026123071311114241
既刊「中華オタク用語辞典」試読版:
https://twitter.com/hathiko8/status/946783546466746368
既刊「中華オタク用語辞典・弐」試読版:
http://hathiko8.blogspot.com/2017/07/3.html


■ 委託書店情報
 今回は引き続き、東方書店様に委託をしております。新刊は最速8/12(日)以後から販売開始になれるかと思います。既刊は今まで通りに取り扱っていただいていますので、大人買い(?)にぜひ!
 コミケの人混みが嫌いな方、ぜひ神保町の東方書店様にて購入していただればと思います。遠方の方であばれ、東方書店様の通販サイトにもぜよろしくお願いいたします。

 以下書店の情報となります。
 ・ホームページ:https://www.toho-shoten.co.jp/
 ・公式ツイッター:
 東方書店 https://twitter.com/tohoshoten
 東方書店 東京店(神田神保町) https://twitter.com/toho_jimbocho


■ 通販情報
 当日新刊・既刊の余分はBooth(https://hathiko8.booth.pm/)にて販売予定です。完売の場合は後日再版するかもしれませんが、時期についてお約束できませんので、わかり次第ツイッターにて告知させていただきたいと思います。


 今回も表紙担当のくーみんさん、校閲担当のYさん、ツイッターで拡散していただくみなさんのおかげで新刊がやっと完成した状態になったと思います。「現代中華オタク用語辞典」は三冊目にして、まだまだ書きたい内容はたくさんあります。難しいですが、今後も今までのベースで新刊を出し続けたいと思いますので、引き続きご応援のほどよろしくお願いいたします。

 最後になるのですが、コミケ会場ではよく新刊・既刊の傾向について聞かれます、どれを買ったほうがいいですか?といった質問をいただいたこともあります。強いて言えば、確かに一冊目は全体像、アニメ・漫画・ゲームオタク万遍なく解説したもので、二冊目はアイドルオタクは重点に置きましたが、それぞれ内容に関連性があり、クラスターごとに使う言葉はやや違ってもネット上の拡散により共通言語になることは頻繁に発生します。原作者としてたくさん買っていただく気持ちはもちろんありますが、何よりも自分の守備範囲以外の知識を取り入れることにより、新たな気づきや、新たな見方ができると思いますので、全シリーズのご購入を強くおすすめいたします。

 最後の最後ですが、承認欲求が人の倍ぐらいあるオタクなので、新刊・既刊問わず、感想をいただくのは一番嬉しいことです。同人誌の一部を写真でとってSNSなどにあげていただくことも拡散に繋がりますので大歓迎です。ご指摘等もあれば遠慮なくどうぞお願いいたします。

 それでは、コミケの会場でお会いしましょう!

2017年12月30日土曜日

【告知】C93新刊試読版・通販情報&既刊委託書店情報

 お久しぶりです。はちこです。
 夏コミで「中華オタク用語辞典」を出させていただきて以来、たくさんの反響をいただきましてありがとうございます。表紙担当のくーみんさんや校閲担当のYさん、そしてツイッターで宣伝をしていただいているみなさん、本当に感謝でしかないです。おかげさまで、冬コミも新刊「中華オタク用語辞典・弐」が出来ており、C93三日目の当日は新刊・既刊両方とも頒布する形になります。
 それでは以下の順序で告知したいと思います。
1、C93お品書きと頒布部数
2、新刊試読版
3、新刊通販予定
4、既刊委託書店情報

■ C93お品書きと頒布部数
ツイッターのほうは、一回お品書きをあげましたので、ここにも転載させてください。

そして当日頒布する部数は、以下の通りです。
 新刊:100部
既刊:70部
新刊・既刊とも500円でお手頃な値段設定になっております。さらに詳細な情報は「現代中華オタク文化研究会」のWebカタログよりご参照ください。

■ 新刊試読版
 新刊表紙・目次・各部分の冒頭2Pを公開いたします。Pixivでの公開となりますが、Pixvのアカウントをお持ち出ない方はツイッターのほうにもご覧になれます。




■ 既刊委託書店情報
 今回は中国関係の書籍を取り扱う東方書店様から声をかけていただき、書店での委託販売を開始予定です。取り扱いはコミケ終了後の年始からだと思いますが、詳細の日程が決まりましたらまたお知らせいたします。当日用事があってコミケにいけない方、人混みが嫌いな方、ぜひ神保町の東方書店様にて購入していただればと思います。よろしくお願いいたします。

 以下書店の情報となります。
 ・ホームページ:https://www.toho-shoten.co.jp/
 ・公式ツイッター;https://twitter.com/tohoshoten

■ 新刊通販予定
 今回新刊の通販も予定しております。通販の方法は前回と同様に、Pixivのboothにて販売予定です。
 現代中華オタク文化研究会:https://hathiko8.booth.pm/
当日売り残りがあればそのまま通販分に流用したいと思いますが、足りないようでしたら再版も検討しております。販売部数はまだ未定ですが、冬コミ終了後一旦ツイッターとかで集計を取らせていただき、その後部数が決まり次第手配します。


 以上、告知事項になります。
 12/31日、ビックサイトの東ト-29aではちこと握手!!

2017年8月12日土曜日

【告知】C92のお品書き&試読版第二弾

 お久しぶりです、はちこです。前回の告知から進捗がありましたので、改めて告知したいと思います。

まず、無事に入稿できましたので、当日の頒布はなんとかなりそうです。と言っても入稿した時、あまりにもトラブル連発でして、私もみなさんと同じく当日はじめて印刷できた本を見るので、ドキドキします・・・(詳しいお話は今後こちらのブログで記事を公開する予定です)

一応当日のお品書きも作りましたので、こちらをご覧ください。

  前回予告した記事に試読版がありましたが、初めての同人誌で、ページ数や分量、正直あまり把握していなく、最初から予想した章の半分しか書けなかったです。でも予告した通りのページ数に達していますので、ご安心ください・・・今回の同人誌で取り上げられなかった内容は次回冬コミの内容として出したいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

■試読版 3P(第二弾)



こちらも併せてご覧ください。目次部分の変更がありましたが、本文の内容は同様です。
■試読版 3P(第一弾)


2017年7月17日月曜日

【告知】夏コミ3日目にて「現代中華オタク用語辞典」を頒布します

 お久しぶりです。はちこです。

 ツイッターで私をフォローしてくださる方でしたら分かると思いますが、この夏コミ、初めて「サークル」という形で参加します。出す本の内容は私が得意とする中華オタク用語の解説です。サークル抽選結果発表の時、一回ブログで告知したかったのですが、内容や分量など固まったほうがいいと思いますので、今回改めて告知させていただきます。

 それではまずスペース配置場所はこちらです↓
 今回情報・評論のジャンルで申し込みましたので、三日目の情報・評論エリアの配属になりました。
出す本の情報ですが、中華圏で使われているオタク用語について解説するものです。
サイズはA5で、ペース数は50p〜 の予定です。配布部数は現時点で100を考えています。最終のページ数・配布部数・自家通販はまだ検討中ですが、決まり次第ブログやサークルページにて告知したいと思います。

 今回の告知では、第一弾の試読版を発表したいと思います。試読版は目次・本文の2ページがあります。
 目次を公開する目的は本の構成を理解していただくことです。そして本文2ページは違う解説のスタイルになります。この2パターンを見ていただくことで、本全体もある程度イメージできると思います。
 内容はまだ文法チェックされていないもので、まず雰囲気を掴んでいただければと思います。

■ 目次

■ 本文 その1

■ 本文 その2


 8月以後原稿が進んだらもう一回試読版を発表したいと思います。ぜひお楽しみください。そしてぜひ当日会場に会場にお越し、一冊を買ってください。
 よろしくお願いしますm(_ _)m

2014年2月5日水曜日

弾幕シリーズ(仮) 二、鬼灯の冷徹2話の弾幕を分析してみた(上)

 正直に言うと「鬼灯の冷徹」は中国でも大人気になったのは思わなかった。
 なぜかというと、中村光先生の「聖☆おにいさん」の評価がちょっと微妙だったからである。個人的にはすごく好きだが、宗教ネタが多すぎるのは原因かもしれないので、中国のオタクの中ではそんなに広く受けられない感じがする。テーマが似たような「鬼灯の冷徹」はそこまで受けたのは予想もしなかった、なぜ人気の差があるというと、まだ原作を読んでいる途中だけど、自分が考えたのはやはりネタとアニメ化の影響が大きいと思う。
 まず、宗教ネタについて。中国(現代中国と言ったほうが適切かも)は完全に無宗教だから、ブッダはまだいいが、イエス(キリスト教)の元ネタはあまりにも馴染まない。もちろん日本も無宗教だ、日本人は無宗派だとよく指摘されているが、自分から見ると、日本はとても宗教的な国で、日本人もすごく宗教的だ。当然欧米みたいな感じではなく、出産、結婚、葬式、日本人の生活には宗教の要素が多く含まれ、しかも様々な宗教の影響を受けている。従って、仏教だけではなく、キリスト教のネタでも受けられる。「鬼灯の冷徹」は地獄舞台で、ある程度宗教的要素が入ってるものの、「地獄」自体や仏教をネタとするところは少なく、あくまでも背景で詳しく知らなくても作品の理解に何も影響がない。「聖☆おにいさん」の舞台は東京の立川、わりと日常生活に関するシーンが多い。日本住みの人は漫画を読んで、「あるある!」と思うけれども、外国人はなかなか共感しにくいだろうなとちょいちょい思う。
 次は、オタクネタについて。鬼灯さんもブッダもイエスもある程度オタクと言えるので、作品の中でオタクに関するネタは数多く見られる。しかしネタの方向性はちょっと違う、鬼灯さんはどっちかというとアニオタ/物知り、イエスはどっちかというとゲーマー/特撮マニア、ブッダはどっちかというと漫画オタ、従って原作で出てきたネタの分野も少し違う、やはり特撮よりアニメのネタはうけやすいと思う。
 最後はアニメ化について。「聖☆おにいさん」は映画化されたが、映画の表現は原作と異なるところは結構あったので、一部の原作ファンの不満を招いた。やはりギャクマンガの場合、映画化よりアニメ化のほうがいいなと思ってしまう。

 では、弾幕の話を戻りましょう。
 鬼灯の冷徹を取り上げたのは大人気の以外に、ネタが満載で、ネタに対する違う反応を比べてみると随分といろんなことが分かるので、今回第二話を使って、分析してみた。

①OP:空耳は基本
この辺は両方ともやっているが、やはり言語の原因で空耳は随分違う。
中国語:地獄→挤蘑菇(キノコをつぶす)基友哭(ホモが泣く)もあるw
日本語:地獄連発で事後事後に聞こえちゃうよね(笑)       
        


②銀魂のネタ
 「ズラじゃない、桂だ。」
銀魂の人気は日中でも不動だと思うが、やはり日本語のネタになると中国の弾幕が薄い。「カニがズラに絡まっているズラ」に対する反応があまりない、字幕組にとって日本語のだじゃれを中国語に翻訳するのも難しいしね。


 遺品を見たシーン銀魂のネタ、新八=眼鏡また出てきた。それ以外に、鬼畜眼鏡のコメントもあって、やはりビリ動のほう女の子が多いイメージがする。

 
 同じシーンで、ニコ動のほうは「三途の川 渡し賃(六文銭)」についてのコメントが多かった。知らなかったので調べてみた、意外と面白かった。いちいち書くのはややこしいので、表を使って比べてみた。


中国
日本
地獄の玄関
奈何橋
注:①奈何はどうしようもないという意味②中国でも三途の川(忘川)があるが、渡舟がない。全員橋で渡るので、地獄の玄関と言えば、奈何橋のイメージが強い
三途の川

宗教
仏教と道教
仏教
由来
川の水は亡者生前の行為によってスビードが変わるため
渡河方法に三種類あったため
渡る方法
善人は簡単に渡るが、罪人は牛頭馬頭に「血池河」(三途の川のことかどうか知らないが)に投げられ、苦しみを体験する
渡舟によって渡河
鬼
孟婆
奪衣婆、懸衣翁
鬼の仕事
「孟婆湯」を飲ませて、亡者前世の記憶が忘れられる
六文銭を持たない死者が来た場合に渡し賃のかわりに衣類を剥ぎ取る
補足
地獄に行く→奈何橋を渡る
生き返る→銀の橋と金の橋を渡る
金の橋を渡って金持ち、権力のある人になれる。
銀の橋を渡って一生健康になれる


③唐瓜と茄子
 ニコ動の弾幕を見て気づいたが、唐瓜と茄子はキュウリとなす、お盆の精霊馬をイメージした。さらに言うと、キュウリ=馬、お盆のときに、少しでも早く迎えられるようにとの願いを表現し、ナス=牛を表現し、お盆が終わって、帰るときはのんびりと、これで二人の性格も合っている。原作者は随分と考えたなと感心しちゃう。
 中国のお盆は日本の習慣とだいぶ違い、紙でできたお札を燃やして、天国に送金するのが中国の習慣である。紙でできた車や馬などを燃やすところもあるが、最近家電、車など高額商品を燃やすのはトレンドだそうだ。従って唐瓜と茄子に反応がないのも当たり前だ。
 ちょっと面白いと思うのは、唐瓜=幼少期の土方、茄子=幼少期の銀時と捉える人(腐女子かな)が多い、確かに目付きと髪型は微妙に合っている。腐女子たちの想像力に脱帽。(笑)
 ちなみに茄子のセリフ「俺、パンツをモラルと呼ぶんだ。」発音が似てて、モラウが聞こえるというコメントがあった。まさか今日でもハンターハンターのファンがいるとは、ちょっと感動した(笑)




TBC

2014年1月28日火曜日

弾幕シリーズ(仮) 一、弾幕そのものとちょっと情報学っぽいもの(1月28日更新

 こんにちは、今日もゆるいアニメのネタです。
 弾幕についてのネタなんだが、シリーズになるかもしれない、今回はあくまでも「序」であり、現状だけ紹介する。その後、私の興味があるアニメをピックアップして、弾幕の具体的な違いを分析したいと思う。もし取り上げたいアニメがあれば、気軽に教えてください。お願いします。


弾幕シリーズ(仮) 一、弾幕そのもの

 皆さんは弾幕好きかな?私は好きだ。もし弾幕がなければ、三分の一の楽しみがなくなると思う。リアルタイムでアニメを見るのはほとんどなく、普段は大体ビリビリ動画/ひまわりで一回見て、ニコ動配信で二番煎じ、場合によってn番煎じ。時々アニメ自体はつまらないが、弾幕が面白いから続いて見られる場合もある(印象深いのはBROTHERS CONFLICT内容はありふれた乙女ゲームの感じだが、ニコ動の弾幕が面白すぎてにやにやしながら最終話まで見たorz)
 弾幕の楽しめる方法はそれぞれだと思うが、自分の場合、ネタを集めたり、新語と新しい表現を勉強したりして、日本語語彙の量は結構増えた(現実では使う機会は全然ないのだが...)。
 それ以外に、弾幕は作品の人気を直接に反映するので、違う作品を縦に比べることだけではなく、横に各話の比較も面白い、例えばまどマギ三話、天元突破の八話など急展開があったため弾幕はピークになって非常に分かりやすくて面白い。
 ニコ動の場合、弾幕の数は普通に五六千程度、1万2万超えたらもう人気作品だと分かる。一方、ビリ動の場合、昔ユーザーはまだそんなにいなかった場合、3000は上限。3000超えたら(サーバーが耐えられなかった原因かも)弾幕が消されたり反映できなくなったりする場合があった。今は全然大丈夫で、大ヒットの作品だったらニコ動に負けないくらい数である。4クール以上のアニメ1000前後は普通、3000はかなりいい方。今放送されている春アニメの場合、4000から6000はまあまあ、1万超えたら大ヒット。10分間以内の動画、MMDなど500〜1000は目安。ちなみに、コメント最大のアニメを調べたいけど、今のところどうやって調べていいか分からないので、ご存知の方教えてください。(ニコ動のほうは、一応ニコニコで最も○○な××の一覧というページがあるけれども、アニメのところ、チャンネルと動画一緒になってしまい、具体的な数は調べられない。ビリ動のほうだったら、テスト用動画以外だったら噂により美琴は可愛すぎるという動画の弾幕が一番多いらしい。ただしアニメ番組のほうも、調べる方法は分からないので、分かる方がいれば、教えてください)
 もちろん、言葉遣いとネタの古さ(?)から年齢、性別を推測するのも面白いし、さかに声優さんの人気や今一番熱いCPが分かるので、非常に興味深い。同じネタなのに、日本と中国のオタクは違う反応を示して、なぜこのような違いがあるだろうか、社会や文化の要素でもあるだろうかと考えたらわくわくしてたまらない。比較文化の視点からいい研究になるかも?!(キリッw
 では、次の記事は日中でも大人気な「鬼灯の冷徹」の第二話を取り上げ、分析してみたいと思う。今週内でアップする予定で、どうぞよろしく。



補足:
1、「弾幕」この言葉について
 書き終わったら気づいたが、「弾幕」この言葉について中国語と日本語の使い方はちょっと違う。
 まずニコ動百科により。
ニコニコ動画上のコメント機能によって、画面が同じコメントで覆い尽くされること。またそれをする行為。
説明から見れば、多少否定のニュアンスが読み取れ、「荒らし」行為だと見方もある。ただし、中国語のほうはまったくそういう感じがなく、むしろ弾幕=「画面上で流れるコメント」の使い方が主流である。ちなみに、ビリ動では一応コメント欄が設置され、自由に投稿できるが、アニメの画面上では流れない。従って、ダウンロードのリンクはよく貼られる。
図1 ビリビリ動画のコメント欄 
このような使い方とニュアンスのズレがあるので、これからこのシリーズで使われる「弾幕」という言葉は全部「画面上で流れるコメント」というふうに理解してほしい。

2、中国の弾幕サイトについて
 中国では一応四つの弾幕サイトがある。よく知られるのはビリビリ動画、Acfunだと思うが、昔の記事でTudou傘下の豆泡とTucao(日本語のツッコミの意味、詳しくはこちらの記事を参考→最近の事件から見る中国オタク向け動画サイト)についてもちょっと紹介したことがある。
 今一番人気なのはもちろんビリ動だが、比較的に年齢層が低いから弾幕がめちゃくちゃだという意見もある。ニコニコ動画のコンテンツを転載することが多いからオリジナル性が少ないかも。Acfunは運営側のせいでユーザーは昔と比べてかなり減ってきたが、大手の同人サークルに支えられたからオリジナル性が一番高く、独自なコンテンツがたくさんあり、中国オリジナルオタク文化の重要な発祥地だと思う。最近UIを改善したり、生放送に力を入れたりして、まだまだ現役だと感じられる。豆泡は出された頃から不評で、Tucaoに抜かされ、今の弾幕サイトはビリ動、Acfun、Tucao三者鼎立という状況だった。
 ちなみに、この三つのサイトとも見られるアプリがある。ビリ動の公式アプリより使いやすいので、オススメ。
図2 iACG

 ニコ動とは違い、中国の弾幕サイトはなかなか利益が出られない、ほとんど無料のコンテンツでユーザーからお金を取るはずがない。ビリ動の管理員は何百万の借金があるという噂を聞いたことがあるし、Acfunの管理員もよく自分のweiboでお金がないとつぶやく。
 このような経営方式で絶対長く続かないと思うので、これからどうするのか気になるところだ。

3、弾幕とオタク文化の高い相性
 ニコ動について多数の研究が行われ、その中社会学者の濱野はニコ動の人気を検討したとき、時間性の観点からこのように述べた。
人気動画サイト「ニコニコ動画」の場合、実際に動画を見てコメントを入れている時間はバラバラだけど、動画再生時間(タイムライン)に集約し時間軸をシンクロさせることで、一緒に見ている(リアルタイム)ような感覚がしてしまう。このように、Twitterとニコニコ動画は社会における非同期的な時間性を同期するようになり、人気がある原因の一つだと考えられる。
それ以外に、相互作用を促す触媒的な存在ーー「タグ機能」によって「N次創作」の役割も大事だと濱野が指摘した。それはあくまでも仕組みの原因で、視点を変えれば、なぜ弾幕サイトはオタクだけ受けるだろうか、興味深いと思う。
 ちょっと考えてみれば、オタクって確かに国籍問わず似たような気質があると思う。図の示したように、時々深読み傾向が見られる。

図3 Anime Fan
  岡田斗司夫は「オタク学入門」の中で「オタク」とは「進化した視覚を持つ人間」と述べ、進化した視覚を持つから画面の隅々まで見て、隅々までツッコミだろうかと今思った。
 (もうちょっと書きたかったが、ニコ動の生放送を見るなうから集中できないm(_ _)m今日はこれでおしまい、続きの記事で合いましょう)

2013年7月4日木曜日

中国動画サイトの「大航海時代」が来臨、ニコニコ動画もそろそろ中国に進出したら?

2011年の年末、中国の大手動画サイト「土豆」と「優酷」は日本の東京テレビと連携し、アニメの「同時放映」する権利を獲得した。人気作品の「NARUTO−ナルト」、「BLEACH」、「銀魂」などが含まれて、中国国内におけるネット上「版権がある」アニメをリアルタイムで見ることはやっと現実になった。その後、「楽視」や「愛奇芸」なども次々と人気アニメの版権を購入し、大きな話題を呼んだ。
 図1は「2013年7月国内動画サイト版権アニメの一覧」である。図のように、「土豆優酷」(土豆と優酷は2012年で合併した)、「楽視」と「愛奇芸」は主力であり、意味深いのは大手IT会社の「騰訊」、「捜狐」や「迅雷」も加入した。(図1は一部だけ、表1は完全バージョン)これを見て、中国動画サイトの「大航海時代」が来臨したと言ってもよいだろう。

図1


楽視
土豆優酷
愛奇芸
騰訊
迅雷看看
捜狐
化物語
Free!
BROTHERS CONFLICT
超次元ゲイムネプテューヌ
きんいろモザイク
BLOOD LAD
戦姫絶唱シンフォギアG
魔界王子

ロウきゅーぶ!SS


ダンガンロンパ
サーバント×サービス
神のみぞ知るセカイ
キングダム2



幻影ヲ駆ケル太陽
犬とハサミは使いよう
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ



銀の匙
帰宅部活動記録
FANTASISTA  DOLL



げんしけん 二代目
君にいる町
八犬伝ー東方八犬異聞



ガッチャマンクラウズ
義風堂々!! 直江兼続 〜前田慶次酒語り〜




有頂天家族
キングダム2




戦勇。2






表1 

 去年、私は「最近の事件から見る中国オタク向け動画サイト」という記事を書いた、中で「銀魂」の版権を巡って、弾幕サイト「ビリビリ動画」と「土豆」の対立を紹介した。以下はその一部:
「Tudou」(土豆)には弾幕がないため、「AcFun」や「ビリビリ動画」で楽しめるオタクが多い。しかし、これは「Tudou」の利益を害する一方、著作権に違反する行為である。「Tudou」は「銀魂」の放送権を握るうえ、「ビリビリ動画」に手を出さないわけがない。今月(2012年10月)の14日、「ビリビリ動画」の管理者は自分のWeibo(微博 中国版のツイッター)でこう書いたー「著作権の問題で、今日から『銀魂』の投稿を一切受け止めない。皆さんはTudouで見てくさい」 「Tudou」の行為は一部のオタクたちの不満を招き、他の弾幕が見えるサイト「吐槽」(http://www.tucao.cc/)(日本語のツッコミの意味で)に投稿した。しかしまもなく、「吐槽」サイトの管理者も自分のWeiboで同じ話を書き込んだ。 これで、ネット上で「銀魂」を見たいなら、「Tudou」で見るしかない。無論「銀魂」だけではなく、他の著作権があるアニメ作品、これから「ビリビリ動画」「AcFun」で見えないだろう。
「土豆」など動画サイトは版権を握るが、弾幕サイト「ビリビリ動画」や「Acfun」はオタクの中での人気は無視できないほど大きい。「土豆」は自分の弾幕サイト「豆泡」を売り出すために版権に厳しいが、ほかの動画サイト、例えば「楽視」は結構融通がきくほうだ。
 図2はiPadアプリ「ビリビリ動画」の画像だ、ピンクのペンで表記したのは動画のソースである(Web上はソース見えないらしい)。つまり「とある科学の超電磁砲s」12話のソースは「新浪視頻」だった。


図2 

 図3は「這いよれ!ニャル子さんW」12話の画面である。ソースのところ「楽視クラウド」が見られる。


図3

 「楽視クラウド」は「楽視」傘下のサービスの一つである。ホームページを見て、連携企業のとこ、ビリビリ動画が見られる。


図4

 「ビリビリ動画」はなぜ楽視と連携するかというと、いくつ原因がある。
 1、ホストの問題
 周知していると思うが、ビリビリ動画にしても、Acfunにしても、弾幕サイト自体は動画ファイルをホストしない、そのためほかの動画サイト「新浪視頻」や「優酷」を依存している。「新浪視頻」はアップロードされた動画を6分間ずつ各のサーバーに分配するので、時々サーバーの応答が停止したり時間かかったりして、動画は途中遮断される場合がある。それは有名な「6分間の呪い」である。
 「楽視」と連携したら、より安定なサービスが提供できるうえ、アップロードから公開される審査の時間は一気に短くなる。
 2、版権の問題
 前にも言ったように、弾幕サイトは著作権に違反した不正な物が流通されるという問題があるが、「楽視」は版権を購入することによって、この問題は解決されるかもしれない。
 3、「楽視」の都合 
 「楽視」のアニメには版権があるが、「楽視クラウド」サーバー上すべての動画は版権があるとは言えない。仮に不正なものがあっても、それはユーザー自分がアップロードするやつと言ったらごまかせる。しかも、「楽視」の最終目的は「楽視スーパーテレビ」や「楽視ボックス」を売ることである、そのため動画の質と量はとても重要だと考えられる。「ビリビリ動画」のコンテンツの豊かや質の高さは言うまでもなく高いレベルで、「楽視」にとって、絶対いいパートナーに違いない。「ビリビリ動画」はどのような契約をしたか知らないが、もしクリック数や閲覧数まで獲得すれば、「楽視」にとってまさに損がない商売だ。
 
 話はニコニコ動画に戻るが、以前私は「ニコ動解禁事件の始終」という記事を書いたことがある。ニコニコ動画は2010年から禁じられ、今は解禁したが、海外のニューザーにとって、アニメチャンネルの配信アニメは依然として見えない。
 2012年4月、ビリビリ動画は一度ニコニコ動画と連携したことがある。それは「Fate/Zero」を配信したことで、しかし視聴審査機関の許可がなかったので、上の機関に発見され第三回の配信までで配信終了となった。そのため中国のオタクの中で大騒ぎを引き起こした。
 ニコニコ動画は独自のサーバーがあるし、アニメの版権もある。コンテンツの豊かさはビリビリ動画やAcfunの倍以上だと思うので、中国に進出してうまく運営すればもうけると思う。今まで、ニコニコ動画のボカロ動画を見たいなら、一度ダウンロードして編集してアップロードしなければならないが、もし中国に進出すればこのような手間がいらないし、個人レベルの著作権の侵害問題も次第に解決できると思う。
 
 大航海時代では、ポルトガルやスペインはイニシアチブを取って、その後フランスもイギリスも遅れてたが追い越した、それに対して閉鎖した国々は例外なく衰弱した。今中国の動画サイトも同じ、進出しないともうすぐ市場が分割され、そのとき進出したくても食べ残ししかないだろう。





ソース
図1:http://photo.weibo.com/1738821795/wbphotos/large/photo_id/3593550141281197?refer=weibosearch
図4:
http://www.letvcloud.com/